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悪魔の紋章

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法医学博士、宗像隆一郎氏が探偵事務所を構えて数年。

明智小五郎と並び称される程となった彼の事務所に、ひとつの事件が舞い込んだ。

製糖会社取締役・川手氏の元に届けられる、差出人不明の脅迫状。

その調査にあたっていた助手が殺害されたことで、宗像探偵は本格的に捜査に乗り出す。

犯人の象徴は、三重渦巻きの怪指紋。

3つ並んだその渦巻きは、不気味に笑う怪物の顔のようでもあった。

明智の友人でもある捜査係長・中村警部と共に奔走する宗像探偵であったが、

犯罪の天才ともいうべき三重渦状紋の怪物は、様々の猟奇的な手口で宗像探偵を苦しめる。

そんな折、海外に出張していた明智小五郎が帰京する。

明智はこの怪事件について、独自に捜査を始めた......。

宗像探偵の活躍によって、事件は一応の解決を見たと思われたある日。

明智小五郎は宗像探偵に、驚くべき推理を披露する。

明智が告げる、三重渦状紋の持ち主とは?

そして、意外な犯人とは......?

明智の明快な論理が、怪物の復讐劇に終止符を打つ!

江戸川乱歩(えどがわ・らんぽ)

日本の推理小説家。1894年10月21日生まれ、三重県生まれ。筆名は、19世紀の米国の小説家エドガー・アラン・ポーに由来する。数々の職業遍歴を経て作家デビューを果たす。本格的な推理小説と並行して『怪人二十面相』、『少年探偵団』などの少年向けの推理小説なども多数手がける。代表作は『人間椅子』、『黒蜥蜴』、『陰獣』など。1954年には乱歩の寄付を基金として、後進の推理小説作家育成のための「江戸川乱歩賞」が創設された。

Formats

  • OverDrive Listen audiobook

Languages

  • Japanese

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